K帆’s Diary ６　意識しているのは「高く、強く、長いボール」粘り強い攻撃が今後の課題

2024.02.13

今回は対サントリーサンバーズ戦。Vリーグ最強OPともいえるムセルスキー・ドミトリー選手をどう崩すかが鍵となる試合であった。
結果としては2連敗を喫してしまったが、OPとしてすっかりスタメンに定着した感のある慶帆選手。今回の試合ではミスもあったが、随所でいいプレーを見せてくれた。
今後の試合でスパイク力にみがきをかけ、チームの勝利に貢献するとともに、頼れるOPとしてさらなる成長を祈りたい。

　今週の試合相手はサントリーサンバーズでしたが、まず衝撃を受けたのはムセルスキー選手のスパイク。プレー自体は当然見て知ってはいたんですけど、初めて対戦してみてその高さとスピードには驚かされました。ほぼスタンディングの状態でも上からすごいボールを打ち込んできますし、ちょっと異次元な選手だと思いましたね。
　２試合とも負けはしましたが、１日目は１セット取れましたし、サンバーズの攻撃に対する対策はうまくいっていたと思うので、完敗というイメージはない。ウチの攻撃の歯車がもう少し上手く噛み合えば、もっといい戦いができるのではないかと思います。
　自分のプレーに関しては、土曜日の試合ではブロックタッチがうまくいかなかったことが反省点。もう少し通過点を上げてしっかりとタッチを取り、攻撃に繋げていかなければいけないと思いました。スパイクに関しては、より深いコースに高い所から、強く、長いボールを打つことを心がけています。相手の高いブロックに対してはブロックアウトを狙うことを意識していたので、それがある程度決まったことは大きな収穫だったと感じています。
　２日目の試合では２セット目、３セット目とミスが連続して出てしまった。一度ミスしても気持ちを切り替えて次の攻撃につなげるようにできれば、セッターの選択肢も増えたはずなんです。自分の連続ミスで攻撃の幅を狭めてしまったのは大きな反省点です。一度ミスをしても無理にそれを取り返そうとするのではなく、リバウンドを取るなど簡単に相手にボールを渡さず、粘り強いプレーができるように修正していかなければと思っています。
　来週は秋田でヴォレアス北海道との対戦となりますが、引き続き「長く、強いボールを打つこと」を意識してプレーするとともに、得点の幅を広げるためにも、状況に合わせて「頭を使ったプレーをすること」を念頭において戦いたいと思っています。
　秋田は少し遠いですが、全力でがんばりますので、ひとりでも多くのファンのご来場をお待ちしております！

　先週は試合がなく、たまたま父が仕事で名古屋に来る日と重なったので、父と一緒に名古屋城に行ってきました。改めて父と並んでみると、小さいころは大きいと思っていた父でしたが、今では父よりこんなに背が高くなったんだなと実感……。
　名古屋城からの帰りに、父と二人で名古屋名物の味噌カツを堪能しました。とってもおいしい味噌カツで、キャベツとごはんがおかわり自由というのもうれしかった。今度はチームの選手を誘ってまた行きたいお店です。先輩たちのおかげもあって、刈谷に来てから美味しいものをたくさん食べています！

　休日を利用して、ひとりで名古屋の街に出かける機会も増えました。刈谷にいる間に行ってみたいと思っているのは、岐阜にある下呂温泉。泉質の良さで有名な温泉らしいので、休みを利用してゆっくり温泉に浸かれたら最高です。
　今週は試合後にサントリーの大宅真樹選手から「一緒に写真撮って！」とお願いされました。自分にとってはずっとテレビで見ていた選手だったので、そんなお願いをされて少しビックリ！　どうやら自分のフォロアー数を増やすための戦略だったらしいです（笑）。それでも一緒に写真が撮れたのはうれしかったです。