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K帆’s Diary 5 トップチーム相手に連敗を喫したもののOPとしての存在感を示した2連戦となった

K帆’s Diary 5 トップチーム相手に連敗を喫したもののOPとしての存在感を示した2連戦となった

現在リーグ1位のパナソニックパンサーズを迎えてのホームゲーム。試合はパンサーズの総合力の前に2連敗となったが、個人では効果率を上げ、両チームトップの得点をあげた慶帆選手。今や人気も急上昇。頼れるOPとして着実に実力をつけつつある慶帆選手に注目だ!

●今週の試合で感じたこと

 パンサーズは西田選手をはじめとした攻撃力もさることながら、とにかくミスが少ないチーム。昨年末にも戦いましたが、今回は3セット全てスタメンで出場し、改めて攻守ともにレベルの高さを実感しました。
 自分自身のプレーとしては、この2戦はこれまでの試合の中では一番良かったかなと感じています。2日間を通してアタック決定率(27日45.7%。28日が50.0%)など数字的にも結果が出ていますし、徐々にコンビも合ってきているという感触があります。試合中、関田さんから声をかけていただく回数が増えました。また、スパイクミスした場面などでは、自分のほうから「今のミスは自分のアプローチの仕方が悪かったためなので、もう一度同じトスを上げてください」という要求も出せるようになった。試合中に細かなコミュニケーションが取れるようになったことが数字につながったのかなと思っています。
 これまではどちらかといえば浮かせたトスを打っていたので、正直関田選手の速いトスにはまだまだしっかりと対応できていない。せっかく関田さんと一緒にプレーできているわけですから、今後A代表としてプレーするためにも、速いトスにも対応できるようステップアップしなければいけないと思っています。

自分自身のプレーとしては、この2戦はこれまでの試合の中では一番良かったかなと感じています。

 また、今回は決定率こそ良かったものの、効果率という点ではまだまだ。効果率を上げるためにミス恐れる必要はないと思っていますけど、できるだけ失点を減らせるよう、コースの狙い方であったり、相手の動きを読んだ上でタイミングを変えるといったように、スパイクの精度を上げていくことが必要だと感じています。練習でゴゴール監督からアプローチの入り方についてアドバイスを受けたのですが、自分のクセがなかなか修正できなかったんです。でも、今回の試合でそのアドバイスを意識してプレーしたところ良い結果が出たので、スパイクに関して少し自信がもてるようになってきました。僕が言うのもおこがましいですが、ウルフドッグスのキャプテン・クレク選手を育てた監督ですから、やはりその指導に間違いはないと確信しました(笑)。
 残念ながら、今回のゲームも結果として2連敗に終わってしまいましたが、腰の調子も徐々に良くなってきましたし、今後は試合に集中できるので、体調を整えた上でチームに貢献できるよう精一杯がんばりたいと思っています。
 次は1週空いてサントリーサンバーズ戦。また上位チーム相手ですが、何とかいいゲームができるよう全力で戦いますので、ご声援のほどよろしくお願いします!

効果率を上げるためにミス恐れる必要はないと思っていますけど、できるだけ失点を減らせるよう、コースの狙い方であったり、相手の動きを読んだ上でタイミングを変えるといったように、スパイクの精度を上げていくことが必要だと感じています。

●K帆雑記

 先週は連載をお休みしたのでまず、先週載せるはずだった写真を公開します。大吾(岩本大吾)さんと直也(藤原直也)さんの三人でワッフルを食べに行ったときのワンショットです。大吾さんが食べようとした瞬間をパチリ! とてもよく撮れていたのでアップしようと思っていた1枚です。手前のワッフルを持っている手は僕です。僕がセレクトしたのはチョコレートワッフル(HAPPY VALENTINE’S DAYとの文字が。一足早いバレンタイン?)。大吾さんがおごってくださいました。3人で行ったものの藤原選手は写っていません。ごめんなさい!

大吾(岩本大吾)さんと直也(藤原直也)さんの三人でワッフルを食べに行ったときのワンショットです。

 もう1枚はホームゲームで戦ったパナソニックパンサーズ戦の2日目(日曜日)に撮影したもの。パンサーズに在籍している西山大翔選手は年代が一番近いVリーガー。高校時代(習志野高等学校と東海大学附属相模高等学校)から交流があったので、いつも会うといろいろな話をします。この日は昨年の代表で一緒だったときの話で盛り上がりました。

もう1枚はホームゲームで戦ったパナソニックパンサーズ戦の2日目(日曜日)に撮影したもの。パンサーズに在籍している西山大翔選手は年代が一番近いVリーガー。

 大学でやらなければならないことがほぼ終了したので、これからはチームに同行する日数が増えていきます。チーム内での話題もどんどんアップできればと思っています。お楽しみに!

2023-2024 V. LEAGUE DIVISION1 MEN

■試合結果■

対戦カード:ジェイテクトSTINGS VS パナソニックパンサーズ
会場:岡崎中央総合公園 総合体育館(愛知県岡崎市)
開催日:2024年1月27日(土)

ジェイテクトSTINGS VS パナソニックパンサーズ
0−3
20-25
21-25
17-25

開催日:2024年1月28日(日)

ジェイテクトSTINGS VS パナソニックパンサーズ
0−3
22-25
21-25
17-25

HEROES EYE
 今季のSTINGSはホームで勝てない。これはファンにとっても選手にとってもジレンマだと思う。今週も現在リーグ1位のパンサーズが相手ではあるものの、ホームで2試合戦って1セットも取れていない。接戦はするけれど1セットも取れないままの敗退。簡単なことではないと思うが、この結果をチーム全体でストイックに検証し、具体的な打開策を考えてして欲しい。岡崎でのホームゲームでは1日目が3106人、2日目は3252人もの集客があり、グッズ売り場には長蛇の列ができていたが、応援してくださるファンへの恩返しはやはり勝利を上げること。今シーズン未だフルセットの戦いがないジェイテクト。戦う気持ちが少し淡白なのではと思わずにはいられない。もちろんホームゲーム以外でも勝利は必須だが。

ジェイテクトSTINGS  VS パナソニックパンサーズ

★ Profile ★
名前 : 高橋慶帆 (タカハシ ケイハン)
ポジション : OP(オポジット) / OH(アウトサイドヒッター)
在籍 : 法政大学(2年生)
生年月日 : 2003.10.13
身長・体重 : 194㎝・78kg
出身地 : 千葉県

取材・文:HEROES編集部
協力:ジェイテクトSTINGS
   https://www.jtekt-stings.jp

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