K帆’s Diary 2　試合で関田選手のトスを打てたことがうれしい!! これからも練習を重ね、１本でも多くトスをあげてもらえる選手に成長していきたい

2024.01.05

　12月29日の試合には出ませんでしたが、ベンチで見ていて実感したことは、パンサーズは攻守ともに隙がないチームだということ。代表選手が多く、現在リーグトップということもあって強敵なのは予想していましたが、直近でプレーを見ていてチームとしてのまとまりの良さを感じました。
　STINGSとして残念だったのは、１セット目に藤中（優斗）さんがアクシデントで交代してしまったこと。急な交代だったのでレシーブに乱れが出てしまい、そこから立て直せなかった。パンサーズのジェスキー選手のスパイクにやられてしまった感じです。
　結果として試合は3-0で負けてしまいましたが、序盤の流れのまま行けば１セット目は取れていたと思うので、その後の展開はどうなっていたか分からなかったと思います。
　翌日12月30日の試合では３セット目はスタートからコートに立ちましたが、実際に対戦してみてジェスキー選手のスパイクの速さを実感しましたし、同じOPとしてやはり西田（有志）選手のサーブのスピードと、幅のある攻撃力はすごいなと改めて感じました。
　僕がSTINGSに入部を決めた要因の一つは、試合で関田（誠大）選手のトスを打ってみたいと思ったこと。この試合で初めてそれが実現したのはうれしかったですが、まだまだ練習が足りないので、すぐに合わせるというのは難しい。後半の試合にもできる限り出られるよう努力して、関田選手とコンビを合わせられるようにすることが当面の目標です。
　自分のプレーで良かったと思える点は、ある程度高さを生かしたスパイクが打てたこと。ジェスキー選手とエバデダンラリー選手の2枚ブロックが揃った場面でも、上から奥のコーナーへのスパイクが決まったので、その点は自信につながったと感じています。ただ、サーブミスなど一歩気持ちが引いてしまったことによって、アグレッシブなプレーができなかったことが反省点。点数をつけるとすると2~30点の出来でしょうか。
　大学との両立で難しいところもありますが、代表でのプレーを念頭におくのであれば、それを言い訳にはできない。フルにプレーできないながらも、しっかりとチームとコミュニケーションをとり、結果に繋がるプレーをしなければならないと思っています。

　新年早々、能登半島を中心に起きた大きな地震には本当に驚かされました。宿舎のある刈谷では大きな揺れもなく、みんな無事でしたが、すぐにネットなどで現地の状況を確認しました。僕自身も小学生のときに東日本大震災を経験していたので、津波で流されたり火事で燃えている家屋の映像を見て当時の記憶が蘇り、大変心が痛みました。
　あのとき、僕は千葉の実家にいたのですが、立っていられないほどの揺れで本当に驚いたのを思い出します。水道は出なくなるし、海に近いこともあって東北ほどではありませんが津波も経験しました。幸い実家に大きな被害はありませんでしたが、地震は本当に怖い。今回被災された地域の方々には、１日でも早い復旧復興をお祈りしたいと思います。
　
　今年は生まれて初めて実家以外で年末年始を過ごしました。大晦日には和幸さん（高橋）、アナリストの吉田拓馬さんたちとお寿司を食べました。全部美味しかったですが、大好きなサーモンとブリ、エビ、カニが特に美味しかった。大満足でした！
　お寿司を食べてからみんなでゲーム（マリオパーティとスマブラ）をしました。強かったのは拓馬さん。バレーボール以外でもみなさんとこういう時間が持て、仲良くしていただけてとてもうれしいです。もちろん実家へ帰りたかった気持ちも少しはありましたが、実家を離れても楽しい時間を過ごせたことで、自分自身もこうやって少しずつ大人になっていくんだなということが実感できた年末年始でした。