東海大学・佐藤駿一郎選手を秋季リーグ会場で直撃!「僕がジェイテクトSTINGS入りを決めた理由」
「全日本インカレ」(11月28日~東京で開催予定)を前にして、早くも来年の Vリーグ入団選手たちの名前が次々と発表された。その中のひとり、東海大のミドル・佐藤駿一郎選手はジェイテクトSTINGSへの入団が決まったという。東京五輪への出場は叶わなかったものの、同世代の大塚達宣選手や高橋 藍選手に先んじて代表に選ばれ、ミドルとして将来を嘱望される佐藤選手。そんな彼がジェイテクトを選んだ理由は何か? 秋季リーグの最終戦を終えたばかりの会場で佐藤選手に直接伺ってみた。
−−−数あるチームの中でジェイテクトSTINGSを選んだ理由は?
「V1ではエースに外国人をおいているチームが多いのですが、ジェイテクトには外国人に頼らない戦い方をしていこうという姿勢が感じられました。困ったときなど、サイドに外国人がいるからといって、そこばかりにボールを集めない、外人頼みの戦い方をしないという点に魅力を感じたのが一番の理由です」。
−−−すんなりと決められた?
「大学で一緒にやってきたセッターの山本 龍選手とは、ずっと同じチームで戦っていきたいという気持ちをもっていましたし、実際、山本が入団するサンバーズさんからも声をかけていただいたので、すごく悩みましたね。でも代表選手として活躍するためにも、僕自身がもっと上手くならないといけないし、そのためには実戦を通してチームに貢献できる選手になることが大切だと考えた結果の選択です」。
−−−将来を見据えての選択ということですね。
「まあそうですが、それともうひとつ。関田誠大選手と一緒に戦ってみたいと思ったこともある。事前に関田選手がジェイテクトに入団するという噂を耳にしていたもので(笑)」。
高校生のころから才能を買われていたものの、国際試合でなかなか自分の実力を発揮できなかったからこその選択だったのだろう。今後は結果を出すために日々努力することしかないが、将来、代表選手として山本選手と二人でコートに立つ日が来るまで、静かに見守っていきたい。
取材・文 ヒーローズ編集部
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