
「早慶バレーボール定期戦」について慶應義塾大学バレー部に取材しました!!
7月1日に行われた今年の早慶バレーボール定期戦
89年の歴史を誇る大学カテゴリー唯一の大会だ
今年は有観客で行われ、有料大会になった
毎年行われているので、今年見逃した方はぜひ来年は足を運んでみて欲しい
大学バレーファンにとって見逃せない大会の1つだ!!
――今年の早慶戦はどこで行われたのですか?
今年は慶應日吉キャンパスの新記念体育館で開催されました。基本的には毎年早大と慶應交互で大会を運営し、運営を担当した大学で開催することになっています。
――89年の歴史で今年が87回大会となっていますが?
太平洋戦争の影響で1944−1945年の2年は開催できなかったようです。
――89年間の戦績は?
慶應としては残念なのですが、早稲田大学の68勝に対して慶應大学は19勝。かなりの大差となっています。
今年も早稲田大学の勝利となりましたが、今後は何とかこの差を縮めていかなければと思っています。
――今年の早稲田大学はどんなチームでしたか?
今年に限ったことではありませんが、個々の選手の実力が高く、組織的なバレーを展開するチームだと思います。ここ何年かは大学バレー界の王者と言っても過言でないチームですので、そんなチームと毎年このような形で試合ができることに感謝しています。
――慶應大学男子バレー部はどんなチームですか?
第一に風通しの良さが誇れるチームです。監督がチーム帯同してくださる時間が限られているので、チームの方向性を監督と話し合って決めた上で、個々の練習メニューなどは選手が自発的に考えて実践するようにしています。

――今年の慶應大学の魅力は何でしょう?
今年のチームは、高いサーブ力と攻撃力が強みだと思っています。特に4年生のオポジット/ミドルブロッカーである左利きの松本喜輝選手と、3年生の渡邊大昭選手の2人に期待がかかっています。


――今年はどのような大会でしたか?
当初賛否両論あったのですが、早慶戦の価値を高めていきたいという思いから、今年はアリーナ席を有料にしました。過去には2018年に、早慶ともに体育館が改装工事中だったため、外部施設(川崎市とどろきアリーナ)を借りる必要があり、その年だけチケットを有料にしたことがありました。
今年は、慶應の日吉記念館で開催したので施設費はかかっていませんが、上記の理由で一部有料化を決めました。チケットは一人2000円としましたが、420名という多くの方々に購入していただけました。収入を得たことで会場の演出を華やかなものにすることができ、運営に携わる側として、とてもいい経験をさせていただいたと感じています。
――これから早慶戦をもっとメジャーにするために必要だと思うことは?
SNSも含め、メディアでできるだけたくさん取り上げていただき、まずバレーボール界の方々に大会の存在を知ってもらうこと。また大会としてのブランディング力をアップさせていくことも必要だと考えています。早慶戦といえばラクビーや野球を思い起こす方が多いと思いますが、バレー界にも早慶戦があるということを多くの皆さんに知ってもらいたいです。
大学のバレー界では、これから秋のリーグ、インカレと大きな大会が待ち受けています。ぜひ、これらの大会にも足を運んでいただきたいです。お待ちしています!!
――ありがとうございました。
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取材・文:HEROES編集部
協力:慶應義塾体育会バレーボール部男子
HP:https://keiovb.com/
Twitter:@keiovb
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