
「TSUKUBA LIVE !」にハワイ大学男子バレー部が参戦! 来日した選手にアメリカのバレー事情を聞いてみた
アメリカ大学リーグNO.1の
ハワイ大学イケメン3選手を直撃!!
直撃インタビュー①

名前 Kurt Nusterer
背番号 8
ポジション MB
年齢 20歳
――得意なプレーは?
やはりブロック。
――アメリカ国内でのバレーボールの人気は?
現時点でまだそう高いとは言えませんね。もっとメディアで取り上げられる機会が多くなれば、きっと人気は出ると思うんですけど。
――オーストラリアの代表選手だと伺っていますが?
そうです。オーストラリアとアメリカの2つの国籍をもっています。
――オリンピックにも出られるということですよね?
はい。ただオーストラリアは今回のOQTで負けてしまったので、来年のパリ五輪への出場は叶いませんでしたが……。
――アメリカ代表で出場する可能性は?
今はオーストラリア国籍を選択して、オーストラリア代表としてプレーしているため、今後2年間はアメリカ代表として国際試合に出場することができませんが、その後でアメリカ国籍を選択すれば、可能性はあります。
――先月のOQTを見て印象に残っている日本人選手はいますか?
西田有志選手と石川祐希選手ですね。気持ちとパッションを前面に出したパフォーマンスが素晴らしかったです。
――パリ五輪では、アメリカがメダル候補と見られていますが、日本チームのメダルの可能性はあると思いますか?
もちろん、ありますよ! 日本チームは攻守のバランスがとれた素晴らしいいチームですし、個々の選手のパフォーマンスもいい。上位に入ることは確実だと思っています。
直撃インタビュー②

名前 Kai Rodriguez
背番号 7
ポジション OH
年齢 18歳
――得意なプレーは?
球際の競り合いが得意ですね。ビーチバレーもやっているのですが、インドアでもそのテクニックを生かして得点に繋げています。
――アメリカにもプロリーグがあった方がいいと思いますか?
あった方がいいとは思いますが、現時点ではヨーロッパリーグに行く選手が多いので、すぐにリーグとして成立するのは難しいのではないでしょうか。
――インドアとビーチではどちらが好きですか?
ビーチですね。二人でプレーするのでストレスが少ないことと、ボールに触れている時間が長いのでプレー自体が楽しいんですよ。
――先月のOQTでの日本対アメリカ戦をご覧になりましたか?
はい、見ました。
――印象に残っている日本人選手はいますか?
西田有志選手と石川祐希選手です。前からこの二人の選手が好きで、ビデオなどを見て彼らのプレーを真似しているんです。
――将来はビーチを選択するつもりですか?
まだ迷っているところです。ビーチはプレー自体は楽しいんですけど、チームプレーとしてのインドアの魅力もある。現状フィフテー・フィフテーですね。
直撃インタビュー③

名前 Alaka’i Todd
背番号 14
ポジション OP
年齢 23歳
――得意なプレーは?
コースの打ち分けですかね。体を正面に向けたままクロスに打つとか、ブロックを切るようなスパイクが得意です。
――アメリカにもプロリーグがあった方がいいと思いますか?
実はアメリカでもプロリーグが育ってきてはいるんですけど、まだマイナーでほとんど知られていないんです。もっと時間とお金をかけて有名な選手を集めていく必要があると思いますね。
――将来どんな選手になりたいですか?
チームメイトに頼られるような選手になりたいです。そのためには規律を大切にして、チームを愛せるように努力を重ねていかねばと思っています。
――OQT最終戦のアメリカ対日本戦をご覧になりましたか?
もちろん見ました! とにかく日本チームが大好きなので。特に西田、石川両選手のプレーは稲妻が走るようで本当にすごい! 彼らのジャンプは滞空時間が驚くほど長く、姿勢もきれい。そこからさまざまなスパイクを打てるのが本当に素晴らしい!
――でも、日本チームがアメリカにはしばらく勝てていないのはなぜだと思いますか?
やはり身長差があるからでしょうね。その点は遺伝的な要素なのでしかたない。今日の試合で私たちも筑波チームの牧選手のスパイクには苦戦しましたしね。やはり、バレーボールでは「高さ」はアドバンテージですね。
――パリ五輪でアメリカチームは金メダルを取れると思いますか?
可能性はあるでしょうね。でも、日本チームも十分にあると思っていますよ。今、世界の力は拮抗していると思うので、本番で最高のパフーマンスを発揮できるかどうかで勝者が決まるのではないでしょうか。
HEROES EYE
いよいよ11月28日からスタートする全日本インカレ。2連覇のかかる筑波大学の仕上がり具合が気になるところだ。昨年とは違った持ち味のあるチームだと思うが、どのように仕上げてくるのか、とても楽しみではある。連覇がかかっているだけに、プレッシャーの中での戦いになるのは間違いないだろう。

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取材・文:HEROES編集部
協力:筑波大学男子バレーボール部
ハワイ大学男子バレーボール部
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