サントリーサンバーズ密着プロジェクト第10回パナソニックパンサーズ戦

サントリーサンバーズ密着プロジェクト第10回パナソニックパンサーズ戦

※チームの内情をレポートしてもらうのは以下の3選手
Navigators
髙橋 塁選手
鍬田憲伸選手
藤中颯志選手

DATA
・取材日:2023.1.14(土) Vレギュラーラウンド 9週目
・開催地:おおきにアリーナ舞洲(大阪)
・試合開始時間:15:05
・対戦相手:パナソニックパンサーズ

鍬田憲伸

今回の担当ナビゲーター / 鍬田憲伸

■本日の試合について

 まず、終日の雨模様にもかかわらず、おおきにアリーナまで足を運んでくださったファンの皆さまに感謝いたします!
 先週は体調不良のため初めてチームに帯同しないという経験をしました。チームに迷惑をかけてしまい、申し訳ないというのが率直な気持ちです。これまで練習や試合を休んだ経験がほとんどなかったので、わずかな間でもコートを離れるのは不安でしたが、反面、バレーを考え直す貴重な時間となったかもしれません。しっかり休養して、今体調は万全です! ご心配おかけしました。
 今週の対戦相手であるパナソニックさんは、一人ひとりがうまくて強いチーム。1セット目を取られて多少焦りましたが、何とかフルセットの末勝つことができました、前半戦の締めくくりとしてパナソニックに勝利したことは、チームにとって大きな1勝だったと思います。昨シーズン1勝もできなかったことを考えると、この勝利で後半戦の戦い方が少し見えてきたように感じています。
 1セットから3セットまでスタメン出場しました。年末年始も含めて、少し久しぶりの試合でしたが、自己評価としてスパイクはまずまずだったかなと感じています。ただ、今日はサーブがあまりよくなかったので、後半戦に向けて調整しなければと思っています。
 ゲームの流れを振り返ると、ポイントになったのは4セット目からコートに入ったハルキさん(小野遥輝)と、3セット目の途中交代選手で入ってきたコウスケさん(秦 耕介)のプレーがチームに勢いをもたらしてくれたと思います。

■チームの雑感

 年末年始に少しお休みがあったので、実家に帰りました。1月2日には姉と甥っ子の3人で、実家のすぐ近所にある川へ散歩に出かけました。写真はそのときに撮影したもの。座っている椅子はだれか釣り人が置き忘れていった物のようで、勝手に座って撮影しちゃいました!! 結構サマになってるでしょ? お気に入りの写真です!

後ろからなので本人かどうかわかりにくいですが、ちょっと名人ぽい? (まさか甥っ子じゃないよね???)

後ろからなので本人かどうかわかりにくいですが、ちょっと名人ぽい? (まさか甥っ子じゃないよね???)

■春高バレーの思い出と後輩たちへ贈る言葉

 今年の春高決勝もしっかりと見ました。惜しくも優勝は逃してしまいましたが、自分も1年生のときの決勝で同じ経験をしているので、今は3年生にとにかくお疲れさまと伝えたい。今年の3年生にあまり涙がなかったのは、とりあえずやることはすべてやったと思えたからではないかな。結果はともかく、そう思えることが大事だと思います。
 また、2年生には決勝の舞台を2回も経験できたことをプラスに捉えて、来年あの場所に再び戻ってこられるよう日々努力して欲しいと思います。鎮西は強豪という目で見られるので、プレッシャーも大きいと思いますが、そういった重圧に惑わされることなく、後悔のない戦いをして欲しい。楽しみにしています! ちなみに自分は3年生のときに優勝を経験しています(アッ これ自慢じゃないですよ!)。
 鎮西男子バレー部は歴代3番がキャプテン。4番はエースもしくは裏エースと呼ばれる人が背負う番号になっています。これは背負った人にしかわからないかもしれませんが、重圧というか責任の重さは相当なもの。でも、今後もその役割が与えられる選手たちにとってはとても栄誉なこと。長い伝統の意味を考え、しっかりとチームをリードして行って欲しいですね。

今年も鎮西の3番と4番の選手は何を感じ、何を背負って戦っていたのか?

今年も鎮西の3番と4番の選手は何を感じ、何を背負って戦っていたのか?

※鎮西高校バレー部の皆さま、春高バレー準優勝おめでとうございました。
当Web記事に今月掲載した3人(宮浦健人選手と朝日健太郎さん、鍬田憲伸選手)が鎮西高校の卒業生で、バレー部のキャプテン経験者だったこともあり、急遽コメントをいただきました。後輩たちへのコメントありがとうございました。ちなみに朝日健太郎さんは、サントリーサンバーズの先輩でもあります。

■チームから一言(14日の試合について)

 パナソニックの巧みな試合運びや個人技に苦しめられるシーンもたくさんありましたが、途中出場の選手も含め、全員が力を合わせてつかみ取った勝利だったと思います。5セット目は18対16で勝利を収めましたが、試合時間が21分もかかったことからも激戦だったことがよくわかります。後半戦に向かっても常に成長できるという感覚をもち、謙虚な気持ちを忘れずに活動していきたいと思います。
 本日もホームでのファンの皆さまの声援が力になりました。ありがとうございました!

【HEROES EYE】
 春高のデータを調べていたところ、当時の畑野監督のコメントを発見。それによると、鍬田選手が最後の春高を前にしてなかなか調子が上がらず、スランプを抜け出せなかったと記されていた。その際、監督が鍬田選手を呼び「中央大学への進学が決まっても、今のままではスタメンは難しいぞ」と喝を入れたことによって、スランプを脱出したとのこと。今回その経緯をあらためて鍬田選手に尋ねてみたところ「春高前から調子が上がってこなかったのは本当です。確かに畑野先生と話をさせていただく機会があったのも事実で、それが転機となったのもそのとおりなんですけど、本当のところは大学云々の話ではなく、そのときに先生とバレーをやれるのはあと少しだと気づいたからなんです。それまでは自分で自分にプレッシャーをかけてしまって、がんじがらめになっていた。でも先生と話しているうちに、何とか先生に恩返しがしたいという気持ちが湧いてきて、自分にスイッチが入ったんです。その結果が春高優勝なんです」と真摯に語ってくれた。
 今回の鍬田選手の話は、ぜひ畑野監督に聞かせたいもの。何だか少し嬉しくなる取材だった。

この日は、試合も記者会見も全て終わった後の取材。遅くまで取材に付き合ってくださった鍬田選手に感謝!!

この日は、試合も記者会見も全て終わった後の取材。遅くまで取材に付き合ってくださった鍬田選手に感謝!!

■今週の試合結果

2023年1月14日(土)

サントリー 3 22-25 2 パナソニック
25-23
20-25
25-21
18-16

2023年1月15日(日)

サントリー 3 22-25 2 パナソニック
25-21
25-18
19-25
15-11

来週の担当ナビゲーターは藤中颯志選手です。お楽しみに!

この連載企画と連動して「VOLLEYBALL HEROES」YouTube版がスタートしました!  新人3選手のキャラクターを紹介する動画を配信しています。チャンネル登録・高評価・Goodボタンのプッシュよろしくお願いいたします!!

取材・文:VOLLEYBALL HEROES編集部
協力:一般社団法人日本バレーボールリーグ機構
   サントリーサンバーズ

※記事および写真の無断転載&複製を禁止します。

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