「男子バレー日本代表　パリ五輪への軌跡　ワールドカップ速報号」マル秘裏話①

2023.10.23

　龍神NIPPONがパリ五輪の切符を手にしたOQT/W杯。激闘の今大会全７試合を１冊にまとめた「男子バレー日本代表　パリ五輪への軌跡　ワールドカップ速報号」で試合の解説をしていただいたのが熊田康則氏だ。熊田氏は1985年開催のワールドカップや、1988年に開催されたソウル五輪にも出場した元日本代表選手。現日本バレーボール協会会長・川合俊一氏の旧友でもある。
　現役引退後はバレーの指導者として活躍していた時期も長く、その中にはなんと現在日本代表チームのリベロとして活躍している小川智大選手もいたんだとか。小川選手が小学校2年生のときからプレーを見てきたという。「小柄ながらバレーのセンスは抜群だった。バレーに対する知識が深く、とても小学生とは思えなかった記憶が今でも鮮明に残っている」という熊田氏。
　「代表でプレーする教え子のプレーを解説することができて本当にうれしい」という熊田氏。小川選手はこれからも見守っていきたい特別な選手の一人なのだという。思わぬ師弟関係の絆が感じられたエピソードだ。